日記等


by kato_ashura

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嬉しい事があった。

今日電話して、北海道の叔母の明るい声を聞いた。
なんだか、医師に確認するのがいやになるぐらい、明るい声だった。
肝臓に転移した癌が小さくなっていると言った。
これは、なんといっても嬉しかった。
確認したくない。
そのまま信じていたい。
でも、きっとオレは代わったばかりの主治医に聞く事になるだろう。
こう言ってるのですが、どうなんですかと。
その返事は、本当はあまり聞きたいと思っていなくても。

LITTLE LIES

この歌みたいにロマンチックじゃなくても、嘘が聞きたい事だってある。
人の嘘には腹を立てるくせに。
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                    ためになる言葉。

なんて勝手なんだろうと思うヨ。

いつでもいい人間でいるのは、できる人にはできるが、それができないオレみたいなやつもいて、嘘をつく事もあれば、人を傷つけてしまう事だってある。
ずるいことだってすることがある。

だけど、最近わかったのだが、自分が自分であるためには、いやそうじゃなくて、誰か自分以外の人を好きになる、とても好きになる事が、自分自身を純にしてくれているということだ。
いっぱい人を好きになると、その人といる時間が楽しいだけでなく、自分が自分として本当に自然に自分を受け入れられている事がわかった。
背反する自分がいなければ、分裂する事もなく、おそらく鬱になる事もないのではないかと思う。
思い返せば、バイクの事故で死んだ友人は、鬱だったし、その理由があった。
それは深くて、誰にも届かないうちに、彼は逝ってしまったのだと思う。

EUROPA & SAMBA PA' TI

画面が動かなくて残念だが、この演奏が好きだ。
フツーにレコーディングされたのをつなげただけみたいだけどね。
曲そのものがいいってすごいことだと思う。

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                     石庭の桜。

最近また訪れる事ができたが、これは昨年の写真だ。
桜は西行ファンだからというわけではなく、花の中でも特に心にくるし、
誰かに見せたくもなる。

山の藤が見たくなって、ひとりでバイクででかけた。
いつもの奥多摩を走って、
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                      山の藤。

この藤を見た。
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                    いつもの神社。

いつものって、いつまでの事だろう。
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by kato_ashura | 2010-05-29 23:32
どうもどこかで堀さんとの別れをひきずっているようで、先日仕事でご一緒した方からも優しい言葉をいただいた。
かえって気にさせてしまってわるかった気がする。
その方に言っていただいた意味を、出会ったことのあるすべての人と縁があるというわけではないのだから、生前親しくさせていただいたという事には、何か理由があったのだろうと、そういう意味にとったのだったが、違っていたら言ってくださいね。

そういえば、当時オレはもう結婚していたけど、それでもまだ若い頃に、仕事で知り合ったカナダ人の女性と二人で、ちょっと下心を隠しながらベトナム料理を食べに行ったら店が休みで、そのとき彼女は、There is a reason.と言ったっけ。
バレてたか。
てゆうか、悲しい???結末。(どうかな)

幸せな結末

現状の方が先に動くって事。
考えたり、思ったりするより速く。
そういう事ってけっこうあると思う。
不思議なのは縁。かもしれない。

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           ちょっとまぶしそうな堀さん。追分のご自宅の前で。

Helter Skelter

ジョンレノンに発見されたポールマッカートニー。

不思議と心に残る風景なんかに出会う時も、後で考えるとってのが多いけど、何か理由があった気がする事が多い。
このブログの右上にある写真もそうなのだ。

心に残る本。
何度も読み直すのは、好きだからだけじゃない、縁のようなものがある気がする。

人もまた、
もう会えなくなってしまってもなお、もしも魂がオーラとして感じられるものなら、ぜったいに消える事のない輝きを放ち続ける。

心に残る人というのは特に不思議だ。
好きにならなければ、好かれる事もなかろうし、好きになる理由なんて誰にもわからない。

自分の子供への愛と、旅先で出会った子供への愛と、例えば孫への愛と、きょうだいの子供への愛と、その他にも沢山のシーンで愛は自然自己発生するけれど、血を分けた子を本能的に愛するのと、そうでないのとには強さにおいてそれほどのちがいがあるだろうか。
自分より大切な人というのは、それが強さとかの尺度ではなくて、何か違う他の計り方で計られた事で決まる人の事かと思える。
何故かというと、なにしろどうしてもそうだから。
自分が決めてるとはとうてい思えない決まり方だからだ。
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by kato_ashura | 2010-05-16 23:21

今年最後の花見。

小諸にある寺に花見に行った。
もう懐古園の桜は終わっていると情報をいただいたので、もう少し北にある古刹、真楽寺に知り合いをご案内したのだ。
桜は満開で、枝垂桜を主にした境内の植え込みも、その歴史をさりげなく感じさせる好ましい景色につくられていて、ゆったりとした心地よい時を得させてもらえた。

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                     古い石段。

この寺は、先日亡くなられた追分の堀さんに確か3〜4年前に教えていただいた所で、個人的にかなり好きな場所だ。
鐘楼の立派な鐘は、誰でも好きな時に撞く事ができて、拝観料等も、もちろんとらないのだが、寺自体のつくりはすばらしく、大きな絵馬堂、三重塔もある。
桜が咲くこの時期はもちろん、人気の絶えた、何も無い時に訪ねるのも、また好い。
仁王門をくぐってすぐ右手に湧水の浅い池があって、透明な水が、底のあちこちから湧きだして、水面に小さな輪をつくっている。
ときには、さっと吹きすぎる風が、いくつものきらきらと光る小さなさざ波をつくっていく事もある。

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                     真楽寺の湧水。

Pie Jesu- Requiem- Fauré

明と闇、陰と陽を、語る言葉は限りがなくても、この概念なくしては、生きてゆくその大事を知る事はできないように思う。

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                    桜の見える参道から。

Hold On I'm Comin'

お会いする度いろいろな話をして、教えてもらってきたいくつもの事の、そのおかげで少しは何をしたらよいのか、何をしてはいけないのかわかってきた。
そんな素敵な人を、先日、失ったのだと思うと、その代わり等は当然できぬまでも、オレにも何かしなくてはならない事があると、最期にいただいたこの本が言ってくれている気がするのだ。


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Through the fire

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                      仁王門。

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                     不動明王。
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by kato_ashura | 2010-05-06 16:45