日記等


by kato_ashura

<   2009年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧

ムーンリバー。

moon river

はじめはタイトルの所にオードリーと書こうと思ったが、今人気のお笑いと勘違いされると困るので、「ティファニーで朝食を」から夢の女、オードリーヘプバーンが歌うムーンリバーにした。
この映画の為にこの曲を作ったヘンリーマンシーニはオードリーのこの歌唱を絶賛したそうだ。
彼女自身の言葉で、「すばらしい歌は歌詞だけでなく曲も大切だわ」「だからあなたが何を言ったかだけでなく、どのように言ったかが大切なの」って、そのまんまこの歌唱にあらわれている。
上手いっていったいどういうことだろうと、楽しい思索に引き込んでくれる。
彼女の声はただ聞いていても気持ちがいい。
それにあの仕草。イカレない方がどうかしてる。

moon river wider than a mile.
この映画を観るまでティファニーが何かも知らなかった。
でも洒落てるのは、高級宝飾店のマネージャーのあのリングのセンス。あれでもうあらかたのベースは出来上がっていたと思う。
脇役は重要です。
シャレードでのウオルターマッソーとかね。

映画を観ている時間は短くても、映画は夢の入れ物のようなところがあって、また観るとまた感動を受け取れる。少しずつその質は変容して行くけれど、大切な記憶に行き着く事は出来ると思う。
感動は自分の中にあって、映画はそれに出会わせてくれる。
小説の変容も同じで、「遠い声 遠い部屋」で知ったトルーマンカポーティは、この「ティファニーで朝食を」を書いた後、ノンフィクションノベルというジャンルに踏み込んで、あの「冷血」を書いた。同じ一人の小説家の変容だ。

オレもまた、変わったと思う。

d0128759_2338934.jpg


aftertones

d0128759_2345124.jpg


あんなに好きだったモノクロームの写真ももうしばらく撮っていない。


d0128759_23524057.jpg



Ballad Of Easy Rider

カレンブラックがなんともよかった。
ファイブイージーピーセズでもこの女優は素敵だった。
オードリーのようではないが、美しさのまた別の表現をしている。
フェリーニの「道」でのジュリエッタのようでもあり、安っぽい女を純に演じる事で存在感を出していると思う。

同じ映画を何度か観ると、観る場所が違ってくる。
理由なき反抗なんかはそうだった。
エデンの東も。
映画もきっとストーリーだけじゃだめで、どう演じたかが大切なのだろう。
オードリーが言ってたみたいに。
[PR]
by kato_ashura | 2009-06-16 00:18