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鰯の頭。

え〜、イワシであります。
前回からで口調が抜けませんが、節分の頃に我が家では玄関に柊の葉と鰯の頭を飾りますが、鰯の頭も信心からというところの信心の方の話でありまして、ま、いつものことながらさのちゃんのブログに影響されまして、こちらはただ、たわいのない、まぁ罪の無い、といいましょうかくだらないとはっきり言ってしまえばそれで終わるような話なんでございますが。
もうずっと以前にかさっけなんて話もさせていただいた事があるんですが覚えておられましょうか?
信心ですが、何を信じようがそりゃそれぞれの勝手なんでありまして、それをとやかくいうやつは馬にでも犬にでも蹴られていただけりゃそれで結構なんですけど、大義名分をかざして信心するのと身の内からやむにやまれぬ思いで信心するのとじゃ違いますでしょう。
ま、人間何がきっかけで自分以外のものに心を渡すのかわかりませんが、そんなことがあるんでしょうね。
世の中には色の道なんて言葉もあるぐらいですから、それだってことによりゃ暫定予算を組めるぐらいの道かもしれませんぜ。
色の道にかかる橋といやぁ、もうまちがいなく危ない橋って相場が決まったようなもんですが、そういう橋をそんなこと関係ないって拳と足をどんつくさせながら渡っちゃうのが、かさっけのある御仁てことになるんでしょうね。
そーゆー方が京都の花街辺りじゃもてちゃうようですよ。
今はどうか知りませんがちょっと前まではまちがいなくそうだったようです。
例のあの海パンのにいちゃんがもてたって話じゃないですよ。
だいたい花街に就職された女性の方々は他の仕事と違ってどっちかといや男の人のナマの部分を多くご覧になる事が多いでしょうから、その判断基準については一目置いた方がいいかと思いますね。
修行だってね、ま、一緒にしちゃいけないかもしれないけど滝にうたれるのと酒に打ちのめされるのとそんなに違うかなぁ〜?
道に倒れて人の名を呼び続けた事が、じゃなくて、倒れてゲロだらけでいろんな事反省してもう呑まねぇ、ああ、オレが悪かったってそうやって修行してきましたもん。
違う?
格好わるいことや失敗って、ミスコンでミスになった御婦人の半分ぐらいは、いや四分の一ぐらいは、じつは華があるんじゃないかと、ま、こじつけてみました。
最近になって宮崎の県知事もご自分の説に(それがきれいだもんで)少々こだわり過ぎるきらいがでてきたようでもありますので、逆に汚いものをきれいなものにくっつけてみようかなっ(ト書き:おちゃめに)なんて。
おあとがよろしいようで。
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by kato_ashura | 2008-03-30 21:23

桜。

桜の話題でもちきりの今日この頃ですが、東京は満開だそうで、結構な事ですな。
やはり春ともなると何か浮き足立ったような妙な気分で、外を歩きましてもジンチョウゲのいい香りがふわ〜んと漂ってまいりますから、ついつい散歩等したくなるもんでございます。
梅は咲いたか桜はまだかいな
なんて言ってるうちに、もう
桜さくらと浮かれているわいな 弥生三月花見月 あなたは花より酒ばかり しょんがいな
なんて頃になっちまいましたな。
テナ感じで落語に使われる江戸弁ってやつをちょっと真似てみたんですが父方の親戚に一頃噺家をめざした方がおられまして、オレのゴルフの師匠でもあらせられるその方は我が家に来られた折に、忘れようったってとてもムリ、無理な話題を残して下さいました。
かれこれ15年も前の事ですか、まだイギリスのスコッチが国産のサントリーなんかに比べると格段に値のはる高級酒だったころで、その夜は大勢で飲んでいてビールも無くなって飲み足りなかったんでしょうね、洋酒を並べてある棚からよさげなのをみつけだしてちびちびやってたその師匠が急に声をはりあげて
「さすがだな、スコッチは。えらくうまいもんだ!」
と、おっしゃった。
それに親父が
「あれ。それ飲んじゃったの?」
師匠曰く
「い〜じゃね〜かよ。ちっとぐらいよ。まだこんだけ残ってら。」
そこにお袋が顔を出して
「あー!それ。」
師匠
「なあんだよ。」
お袋
「それ梅酒。私がいれかえたの。」
おあとがよろしいようで。

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by kato_ashura | 2008-03-28 20:14

北海道に行ってきた。

写真というのは例えば何処かに行ってきた事の証明もするけれども、じつはそれが本当かどうかはわからない。
さも行ってきたかのような文面を作ってそれらしい写真を添えたらよほど疑い深い人以外はそれを信じるだろう。
だからというわけではないが証明するような写真は今回一枚も撮ってこなかった。
仕事用の写真のみだ。

だが、考えてみればオレが書く日記なんだから証明する必要は無いんだと思いつく。
海岸線に沿うように延々とつづく冠雪した山脈がきれいだった。
新千歳空港は初めてだったが、食堂の壁に芸能人やスポーツ選手のサイン色紙が貼ってあって、新庄選手や、そこにあったのではただ一人撮影させてもらった事のある高橋克己さんの最近のもあった。
遠くを見る目に哀愁のある人だったなと思い出して、何故かコミカルな芸をする人の遠くを見る目には哀愁が漂う事が多い気がした。

人物を撮影するのはおもしろい。
だが、富岡多恵子さんの著作等読んでみると、ちょっと恥ずかしくなる。
というのは小心な自分がファインダーを通すと急にわがままに、あつかましくなり、さも当然のようにああせいこうせい言うし、恥ずかしいと拒否されてもそんなにたいした写真を撮るわけでもないくせに、それを説得しようとしたりしてまで自分の思いつきを押し通そうとしたり、うん、じつに失礼な事もしている。
それを撮られる側の人にみられてるのに。
あ、書いてみたらもっと恥ずかしくなった。

写真で嘘を作ろうとは思いませんが、現実そのモノではないとは思ってます。
死の床にある人に簡単にカメラは向けられないが、それをいえばすべての人は死ぬ運命にあるのであって、仕事で誰かを撮るのも死にゆく人を撮っているのだという事になる。
だけどオレは癌で入院している叔父を見舞ったときに、初めて一緒に来た父がベッドの叔父にカメラを向けようとするのをやめさせたのだったが。
それは矛盾、かな?
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by kato_ashura | 2008-03-23 23:00
哲学的といわれて、オレ何かムツカシイ事考えてんのかなぁ、なんて自惚れようかと思ったが、そんなはずはないからなりすますわけにはいかない。
努力して人に認められて、「やったね!」を奥ゆかしく胸に秘めて、そのものになりきろうとするのは、例えばたぶん・・・。
ゲージツ家的。かな?
詩はもしかすると芸術とはいえ小説のように計画されたり組み立てられたりされることが無理なコトバで現される。
抽象を抽象な言葉で説明しない。
哲学は自分にとっては、出来事やなにかから受け取ったものをどんなふうに自分的に解決してとりこむのかという、モーツァルトやマーラーやバッハやC.S.N&YoungやLightnin'等を聴いたり、ゴッホやピカソ等々を見たり詩や小説を読んだりするのと同じような事。
ただ、やりかたがわからないところもあるからその参考になりそうなものも読んだり、映画を観たりもする。
小林秀雄さんの著作はオレにとってそういう役に立ったし、その考え方と表現に感動した。
簡単にいうとビートルズやボブディランに出会ったときみたいにすげぇ、と思ったんです。
西行に出会ったのは永島慎二さんのシリーズ黄色い涙フーテンを読んだ時だったと思う。これは漫画ですが、自分のハートにすごくシンクロして滲みた。

捨てはてて 身はかなきものと おもいしも 雪の降る日は 寒くこそあれ

が初知りでした。と、思う。
写真について友人の北原が言ってた、写真は一人でできるのかと思ったって言葉が忘れられなくて、オレもそう思ってる、写真のようなことをしておアシをもらって生きてきたと。
ま、それはそういうことさね。
そういうものだから。
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by kato_ashura | 2008-03-20 00:30

むかし。

むかしむかし、あるところに・・・じゃなくて、若い人がときどきこのむかしって言葉を使うのをちょっと気恥ずかしい気持ちで聞く事があります。
きみのむかしって?
ってな感じと自分のむかしって・・って感じと。
学生の頃の友人や身内の死とか、変化とか、生きてれば当然体験することが、この年になってもそれぞれが各々はじめての事ですから非常な事ですから非情に心につきささってきます。
でも受け止めて、普通に生きるべきですね。
なかなかできないときもありますけど、ユーミンじゃないけど時間って親切な友達ですよ。
むかし、憧れた事、あれっていいなとか、こうなりたいなとかありました。
いまもあるのですが、何故かそのイメージをモノの中に見る事はぐっと減ってしまって今は考え方だとかの方に気持ちが向いているのです。
モノにして表現する事も大事ですが、形が無く人に伝える事も大事ですね。
その前に大切な事って何かということがわからないといけませんがね。
大切なのは心から楽しい事でしょうね。
人を傷つけたり殺めたりするのが楽しい人はいつかさのちゃんさんが言ってましたけど人ではないんだと思います。
春になって今庭の梅が終わって杏の花が咲いて、もうすぐ近くの川沿いの桜も咲きます。
西行も桜は好きだったようですが、美しいものというのは特別な何かを持ってそこにあるというような気がします。
特に桜とか自然のものってつくるモノではなくて超自然の何かがそういう意志を持ってそこに置いてくれてる気がします。
若い時は創作意欲が強いから創られたモノの方に気持ちがいくんですかね。
でもそれはそれで大切な、今でも心の片隅で光ってる記憶なんです。
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by kato_ashura | 2008-03-18 13:17
表題の映画を観た人もいるかと思いますが、いうなれば幽霊の映画です。
トウモロコシ畑から主人公がかつて憧れていた野球選手たちが現れる、あの映画ですが、エンディングでは泣きました。
けっこう涙もろいのか映画館ではよく泣きますから、でるときちょっと大変なんです。
一人で行くのもその辺に理由があるんですよ。
スキー場で滑ってる時もそんな思いに取り付かれる事があって、ていうのは滑ってる自分の横、そのちょっと後の死角になってる所に誰かいる感じとか、樹氷の間から知ってる人が顔を出しそうな感じとかなんですけどね。
ただ霊感が無いので実際にみたのは一度だけですけど。それは自宅で。
異人たちの夏とか怖くない幽霊の話は他にもありますが、オレはホントにいると思ってます。
特に母なんか基本的にオレのミスで死んだようなものなので、いいかげんだった病院に文句があるみたいで訴えろとか言ってる気がします。
でも生き返るわけでもないしってオレは諦めてるんですけど。
病院はあまりあてにしすぎちゃいけないって学びました。
あてにしていい人が減ってるのかなぁ。
先生と名のつく人のレベルの低下ってないですかね。
オレが自分の今までの中で自分にとって先生と思うのは以前に書いた佐藤康平先生だけですが、すごいですものね。
その先生の優しさが

激戦に生き残りたる祖父にして 孫の拳銃に幾たびか斃(たおれ)る

逝きし孫にダイレクトメール届くなり ランドセルの字皆黙してみつむ

のような句に現れています。

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by kato_ashura | 2008-03-07 23:21

もう一回。

ひょっとするともう一回スキーに行くかもしれない。
3月いっぱい有効のスキー場の無料券をもらった。
雪質は悪くなっているだろうけど、あの爽快感をもう一度味わえるとなるとやはり心は騒ぐ。

西行のご母堂で源清経女という方の句で

遊びをせんとや生まれけむ 
戯れせんとや生まれけん
遊ぶ子供の声聞けば
我が身さえこそゆるがるれ

というのがあってこれはほとんどオレの座右の銘でありまして、こんな句をよむ母ってどんだけーって感じです。
(どんだけーの使い方違う?)
4月は鯛釣りに真鶴に行こうと計画してるし、5月になれば雪も無くなって暖かくなるからバイク三昧じゃー。
海外に行くのを諦めてもこんだけ遊ぶ事があるオレはなんて幸せなんだろうと思う。

こんなオレを叱りに死んだ母や祖父母や仲のよかった友人たちがもう一回姿を現してくれたらすごく嬉しいのにな。
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by kato_ashura | 2008-03-05 23:56

春が来る。

週末に、多分これが今期最後のスキーに行ってきた。
ホームのパルコール嬬恋です。
今シーズンはけっこう行けたので、(とはいえ3回ですが)まあでもよかったナ。
ブランクが長かったので、やっと少しできるようになった頃にシーズンも終わりで少し残念だけど楽しかった。
子供たちにスキーを教えた頃とはスキー場の様子もだいぶ変わってしまったけど、変わらないのは浅間とその裾野がとてもきれいにみえること。
浅間は中学生の頃から好きな山で、車窓から見えた時はとても嬉しかったし、天気が悪かったり、日が暮れて見えないとなんだか不満足な気がした。
18号線をクルマで走ってきれいに積まれた石積みのむこうに浅間が見えるとついよそ見してしまったりもした。
今回は天気にも恵まれて、絶好のスキー日和だったが、恵まれすぎてというか気温が上がったので午後になると空気が澱んできて、遠景が鮮明でなくなってしまったのが惜しかった。
それは朝予感できたので近くの知り合い宅の訪問を後回しにして午前中からバリバリ滑った。
案の定午後は雪が重くなったし、あまり待たせても悪いのではやめに切り上げたのだが、知り合いは何時来るかと朝からずっと待っていてくれたらしい。
ちょっとお叱り。
オレってなんかいつもそう。
だからいつも謝ってる気がする。
進歩が無いな。
リフトで上がれる一番上まで行くと樹氷ができていて(っていうか知っててカメラを持って行ったのだが)風で傾いた木がまるでヒッチハイカーのようにみえたのでパチリ。
ゲレンデでは小、中生がポールをセットしてタイムをとっていた。
もうワンシーズン練習すれば同じぐらいでいけるかもしれない、なあんて思いながら横目に見て通り過ぎた。
もう絶対回復が遅いに決まってるから怪我しないようにしヨッと。
なんて自分に言い訳しながら。
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by kato_ashura | 2008-03-03 21:51