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日記等


by kato_ashura

勘のいい彼女。

昨夜ロンドンに住む同級生の女子から電話があって、開口一番「○○君って調子悪いんじゃない?」と言った。
否定はできなかったから逆になんでわかった?と問い返すと、もらったメールの文面が暗い感じだったからと言う。
アルファベットで送られてるローマ字のメールでよくわかったなと感心した。
そのメールを出した本人というのが自分の体の調子が悪いと、むしろそれを悟られまいとする傾向のある男で、決して泣きのメールを送るような性格ではないから、わかったのはおそらく勘だろうと思う。
それだけいつもその事を気にかけているということだろうが、その事以外でも折に触れその女子の勘の良さを感じる事が多い。
当の本人がどう意識しているのか知らないが、人をみる直感力に優れているのは確かなようだ。
勘という言葉の意味に第六感とか直感的に感じる能力とかいうのがあるが、洞察力とか先までいれると才能まで行くような能力と思う。
ロンドンの彼女がどんな人生を生きてきたかオレは知らないが、人を感じとる事ができる彼女の場合、その直感によって得られた情報の使い道が良かったのだろう。
そして、その選択に深く関わるのが性格なのだろう。

Beck's Bolero

まあ、たとえば悪事をはたらくにも才能は必要な訳で、それにによって得た情報をもとにどういう行動をするか決めているのが性格だ。
だからいろいろな事を知っていて、もちろん常識も口に出せるような人でも、その行動を決める最後の所が問題なのだ。
これもよく言われる事だが、カネを得る為に自分の才能を使うというのは本当は諸刃の刃なのかもしれないとも思う。
自分自身を傷つけてしまう場合があるという面で。

A Horse With No Name

勘のいい彼女の心の動き方に感心している。
嫌いなら距離をとるが、人をおとしめたり、悪い方へもっていく考えはなくて、
好きならその人をいつも気にかけている。


After Tone
by kato_ashura | 2008-11-02 14:27