日記等


by kato_ashura

友人の命日。

明日は北原の命日だ。
死んだ事を知った日は我ながら動揺した。
そんなに繁く会っていた訳でなく、それには多少の理由もあったのだが、友人だったとオレは思っているし、生涯忘れられない男だ。
生涯と書けばずいぶん先に感じられるが、なにスグだ。
彼とは20才頃から知り合っていたが、後にオレがスタジオを持った時にも祝ってくれた。
その日、訪ねてきてくれた彼と待ち合わせた飲み屋にはいまだに通っている。
当時のドラマ 俺達の旅 で使われた店だった。
らしくカウンターの隅の席でビールを飲みながらオレを待っていたっけ。
おう。
って言ったな確か。
声まで思い出せるのに、もういないってわけだ。
このオレにしてみたってホントに僅かのあいだこの世に立ち寄っただけで、言ってみりゃ通りすがりの影なのかもしれない。
この世は夢とか言うけど、邯鄲の夢じゃないけど、夢の中がうつつなのか今のこのオレが夢なのか、いったいどっちなのかねぇ。

dreams

Cold, Cold

飛び去っていく風景と時間の中で、オレの精神と体は妥協を余儀なくされながらも同時に、ときに別々に生きている。
だから彼も体が死んでも魂は生きてるのかもしれない。
死んだ者に声帯が発音する声はたぶん届かないだろうが、魂の声はあの世にも届きそうな気がする。
だからここに書かない事を話そう、今夜は。
他の誰にも見えない、そして聞こえない言葉で、彼だけに。

Rasta Jimi

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by kato_ashura | 2008-10-09 23:33