結婚式のおかげで見れた夜明け。

親戚の結婚式が秋田であって、父の代理で出席させていただいた。
なかなか盛大な式で、最近できたという大きな教会のような式場で行われた。
いろいろと考えてあって、式場から出るときはライスシャワーならぬフラワーシャワーで、花びらを新郎新婦の頭上に撒くのだったし、参列者たちで風船を空に放つバルーンリリースとかいうのもあった。
披露宴でも趣向が凝らされていて、とても楽しかった。
だがあきらかに結婚式の考え方がむかしとは変わっていたと思う。

朝、新幹線で出て帰りはあけぼのという寝台特急で、翌朝8時前には家に帰り着いた。
はやい!
どこでも眠れるオレは寝台車が好きで、というのは宿代も節約できるし、車窓から夜が明けていくのを眺める事ができるからだ。
今回はなかったが日が暮れていくのを眺められる事だってある。
横になったまま窓のカーテンを開けて少しずつ白んでいく空を見ていると、何とも言えない気持ちが湧いてくる。
楽しいとか、悲しいとかのそういう具体的なのではなくて、言葉ではうまくいえないが、最初から心の中にあった、そして最初からたぶん抽象の気分だ。
動物的な記憶だろうか?
個室でひとり夜が明けていくのを眺めていた。
雲が秋だった。
明るくなってくると次第に人々の暮らしが見え始めた。
犬を散歩させる人、走る人、クルマを運転して踏切で待つ人。
朝日がうっすらと建物や畑や空き地を照らした。
雲に色がついた。
Streets Of Philadelphiaをくちずさんでいた。
夜の間休止していた車内アナウンスが大宮が近いと告げていた。

Streets Of Philadelphia


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Over The Rainbow
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by kato_ashura | 2008-10-05 18:13