日記等


by kato_ashura

さよならだけが人生だ。

寺山修司で有名になったと思うこの言葉だが、井伏鱒二が漢詩を訳したものが元らしい。
天井桟敷の頃だったのかな、この言葉に触れたのは。
ちょっと紋切り型の口調でクールな感じがするが、こんな風に受け取った。

こんにちは。やあ。ねえ、ちょっと彼女。おはようございます。ちわす。よお。・・・。
いろんな出会いや、挨拶のその瞬間に言葉の見えない方の側にさよならが貼り付いている。

言ってみれば意味合いは一期一会と同じだが、さよならだけが人生だの方は上からモノを言ってない分オレには伝わりやすくて切ない。
心構えを説かれても感動はしないが、心の言葉は人を打つという事だ。

花の嵐(桜の咲く頃には嵐もある)のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ。と、これが井伏鱒二の訳であったらしい。

この頃、ホントにそう感じている。
さよならだけがって。

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この方も癌で亡くなっていた。
撮影のとき、意外な事に少し照れておられた。飾らない方で、さばさばした話しぶりだが、照れたりもする。オレはこの人のそんな所が好きだった。とても好きだった。

http://www.youtube.com/watch?v=Qj-1js1EVFo&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=5OP22rETN-s&feature=related
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by kato_ashura | 2008-08-27 12:47