ノスタルジア。

昔住み、暮らした所を懐かしむ所謂郷愁は同時に子供の頃の自分と、自分がそのときふれあった人々との思い出でできているとも言えるだろうか。
それとも今の自分が必要にかられてつくりだした映画のようなものででもあるのだろうか。
クリクリのいた夏という映画で子供の頃を思い出して年をとった主人公たちが声を合わせて朗読する詩が好きで

楽園

子供時代の愛の汚れなき楽園
はかない喜びに満ちた無垢な楽園
楽園はもはや遠い インドや中国よりも
今も思い出す 郷愁に浸り切々と
澄んだ声で楽園を懐かしむ
はかない喜びに満ちた無垢な楽園

ノスタルジアというタルコフスキーの映画が好きだった。
現実逃避?
それもあるかもしれない。
だけれども、希望だの志だの先の方にあるようなものだけがオレの心の支えになっているわけではない。
ノスタルジアはオレを何処かへ誘う力がある。
そしてまた出会いがあって、それがまた思い出ともなる。
大宮駅の近くにある鉄道博物館に行ってきた話はもう書いたっけかな?
あそこはある意味楽園だったような気がする。
祖父や祖母が省線と呼んでた頃の焦げ茶の電車やら蒸気機関車やらの鉄の動くやつらが快くこっちのかってな思いの相手をしてくれた。
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by kato_ashura | 2008-06-03 17:47