今年最後の花見。
2010年 05月 06日
小諸にある寺に花見に行った。
もう懐古園の桜は終わっていると情報をいただいたので、もう少し北にある古刹、真楽寺に知り合いをご案内したのだ。
桜は満開で、枝垂桜を主にした境内の植え込みも、その歴史をさりげなく感じさせる好ましい景色につくられていて、ゆったりとした心地よい時を得させてもらえた。
古い石段。
この寺は、先日亡くなられた追分の堀さんに確か3〜4年前に教えていただいた所で、個人的にかなり好きな場所だ。
鐘楼の立派な鐘は、誰でも好きな時に撞く事ができて、拝観料等も、もちろんとらないのだが、寺自体のつくりはすばらしく、大きな絵馬堂、三重塔もある。
桜が咲くこの時期はもちろん、人気の絶えた、何も無い時に訪ねるのも、また好い。
仁王門をくぐってすぐ右手に湧水の浅い池があって、透明な水が、底のあちこちから湧きだして、水面に小さな輪をつくっている。
ときには、さっと吹きすぎる風が、いくつものきらきらと光る小さなさざ波をつくっていく事もある。
真楽寺の湧水。
Pie Jesu- Requiem- Fauré
明と闇、陰と陽を、語る言葉は限りがなくても、この概念なくしては、生きてゆくその大事を知る事はできないように思う。
桜の見える参道から。
Hold On I'm Comin'
お会いする度いろいろな話をして、教えてもらってきたいくつもの事の、そのおかげで少しは何をしたらよいのか、何をしてはいけないのかわかってきた。
そんな素敵な人を、先日、失ったのだと思うと、その代わり等は当然できぬまでも、オレにも何かしなくてはならない事があると、最期にいただいたこの本が言ってくれている気がするのだ。
Through the fire
仁王門。
不動明王。
もう懐古園の桜は終わっていると情報をいただいたので、もう少し北にある古刹、真楽寺に知り合いをご案内したのだ。
桜は満開で、枝垂桜を主にした境内の植え込みも、その歴史をさりげなく感じさせる好ましい景色につくられていて、ゆったりとした心地よい時を得させてもらえた。
古い石段。
この寺は、先日亡くなられた追分の堀さんに確か3〜4年前に教えていただいた所で、個人的にかなり好きな場所だ。
鐘楼の立派な鐘は、誰でも好きな時に撞く事ができて、拝観料等も、もちろんとらないのだが、寺自体のつくりはすばらしく、大きな絵馬堂、三重塔もある。
桜が咲くこの時期はもちろん、人気の絶えた、何も無い時に訪ねるのも、また好い。
仁王門をくぐってすぐ右手に湧水の浅い池があって、透明な水が、底のあちこちから湧きだして、水面に小さな輪をつくっている。
ときには、さっと吹きすぎる風が、いくつものきらきらと光る小さなさざ波をつくっていく事もある。
真楽寺の湧水。
Pie Jesu- Requiem- Fauré
明と闇、陰と陽を、語る言葉は限りがなくても、この概念なくしては、生きてゆくその大事を知る事はできないように思う。
桜の見える参道から。
Hold On I'm Comin'
お会いする度いろいろな話をして、教えてもらってきたいくつもの事の、そのおかげで少しは何をしたらよいのか、何をしてはいけないのかわかってきた。
そんな素敵な人を、先日、失ったのだと思うと、その代わり等は当然できぬまでも、オレにも何かしなくてはならない事があると、最期にいただいたこの本が言ってくれている気がするのだ。
Through the fire
仁王門。
不動明王。
by kato_ashura
| 2010-05-06 16:45